
家賃の支払いが遅れてしまうと「全保連の担当者が自宅まで取り立てに来るのだろうか」と不安に思っている方もいるのではないでしょうか。
まず、家賃の滞納を続けると、全保連の担当者が自宅を訪問してくるのは本当です。
全保連の担当者が自宅に訪問してくる理由とは?

電話や郵便物に応じない場合
全保連からの督促電話やSMS、督促状などの郵便物を完全に無視し続けていると、「本人と連絡がつかない」と判断され、自宅訪問が実施されます。
居住実態の確認が必要な場合
滞納が長引き、明け渡し訴訟(裁判)の準備に入る際、裁判所に提出する資料として「本当に入居者がそこに住んでいるか」を確認するため、電気やガスのメーターなどをチェックしに訪問します。
安否確認が急がれる場合
高齢者や単身者などで連絡が全く取れない場合、孤独死などのリスクを考慮して、早い段階で安否確認を兼ねて訪問されることがあります。
全保連の担当者が自宅に訪問してくるのはいつ?

全保連の担当者が自宅に訪問するのは「家賃滞納から1~2ヶ月程度」が経過した頃が一つの目安となります。
これは「滞納しても1~2ヶ月間は自宅に来ない」という事ではありません。
早めに確認が必要と担当者が判断した場合は、1か月以内でも確認の為に自宅訪問される場合もあります。
自宅に訪問する前に全保連がやることは?
家賃の滞納が発生すると、全保連はまず契約者本人に電話や郵便物で連絡を取ろうとします。
この段階で電話に出る、あるいは折り返すなどして連絡が取れていれば、すぐに訪問されることはありません。
家賃を滞納している契約者本人と全く連絡が取れない場合、全保連は契約時に登録した緊急連絡先(親族など)や勤務先に電話での確認を行います。
それでも本人と連絡がつかない、あるいは支払いの約束を反故にし続けた場合、担当者が自宅に訪問してくる事になります。
ポストに「訪問通知書」が投函されることもあります。
| 家賃滞納時の状況 | 訪問の可能性 |
|---|---|
| 電話や書面での連絡に応じている | 低い |
| 電話や書面を無視し続けている | 高い |
| 所在が不明になっている | 非常に高い |
自宅訪問を回避する、最も確実な方法

自宅訪問という事態を避けるための方法は、非常にシンプルです。
それは、全保連からの督促連絡を無視せず、一本電話を入れ今後の相談をすることです。
支払いが難しい状況で連絡するのは気まずいかもしれませんが、全保連が最も困るのは、契約者本人と連絡が取れない事です。
連絡さえつけば、全保連は今後の支払いについての相談に乗ってくれる場合があります。
「〇月〇日の給料日でお願いできないか」「今月は厳しいので、〇万円ずつ分割で支払いたい」といった相談をするようにしてみて下さい。
最もやってはいけない行動は「全保連からの電話や手紙を無視すること」です。
連絡が取れない状態が続くと、全保連側も「逃げようとしている」「悪質である」と判断し、手続きを強硬に進めざるを得なくなります。
もし自宅訪問された場合の対処法
もし連絡が遅れ、実際に訪問されてしまった場合はどうすればよいのでしょうか。
1. 居留守は使わない
インターホンが鳴っても応答しない、というのは最も避けるべき対応です。
不在だと思わせるのではなく、「意図的に無視している」と判断され、状況をさらに悪化させる可能性があります。
2. ドアを開けて誠実に対応する
怖いかもしれませんが、ドアを開けて担当者と直接話しましょう。
担当者はあくまで支払いに関する話し合いをするために来ていますので誠実な態度で対応することが重要です。
3. 支払い計画について話し合う
担当者は、あなたの支払い能力や状況を確認し、どうすれば滞納分を回収できるかを探るために訪問してきています。
その場で具体的な支払い計画(いつまでに、いくら支払えるか)を相談するようにして下さい。